HEIKINRITSU
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08/02/18 在原晃士

本棚を眺めてみた

なんとなく眺めてみた。
2004年に読んだものの中では、印象に残っているのはこのふたつかなあ。

小川一水『復活の地 1』『復活の地 2』『復活の地3』早川書房

えらい燃え小説(萌えではなくて・いや萌えもないことはないけど)だったよ……燃えすぎて死ぬかと思った。
序盤は登場人物が多くておろおろしていましたが、おおむね把握してからはするする読み進められました。「破滅的な大災害(地震)からの復興」を描く物語。最初のうちに延々と続く災害描写はけっこう生々しくて、読んでいてちょっと辛くなるほど。それがあるからこそ、後半に感情移入できるんでしょうけれども。

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』富士見書房

「暗黒青春小説」の謳い文句は間違いでなく、1ページ目でいきなり、このお話がどうしようもなく嫌な結末を迎えそうな予感を植え付けられます。終始一貫してじっとりと、ひょっとして、その嫌な結末は回避されるんじゃないかな……と淡い期待を抱きつつ、やっぱり、ダメなんだろうな、という不安感を味わわせてくれます。
主人公と、もうひとりの主人公・藻屑の、仲がいいんだか悪いんだかわからないようなふわふわした関係が印象的でした。本当に終始救いのない話なので、感情移入して読んでいるとどんどん鬱になっていきますが……。

漫画に関しては、シリーズものの続刊を買ったり、好きな作家さんの本を作家買いするとか、とても保守的で。べつに十分満足なんですよー、それで。

05/01/04 19:12

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