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08/02/18 在原晃士

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■朝、目が覚めたら雪がわんさか積もっていてびっくり。未だにこの瞬間はうれしいものだ。太平洋側の人間の感覚だ、と言われそうだけれど。
そしてこの絵は半年以上前に描いて、結局何がなんだかわからなくなったので放置してたもの。シチュエーションがわかんないでしょうねー。自分の描写力の無さが恨めしい。ついでにノートリミング版。

■冬コミに参加した方おつかれさまでした。当日はちょっと目算をあやまり、新刊『マジカルガール・オルタナティヴ』は昼過ぎに完売してしまいました。来ていただいたのに買えなかったという方、すみません……もともと次回のイベント用に多めに刷ってあったので、一部をとらのあな様に委託しました。ID:96063になります。宜しければどうぞ!

■終了後、けっきょく人から頂いたものも含めるとけっこうな数の本を手にしてました。そこで、折角なので、(いわゆる二次創作ではなく)敢えてオリジナルの本の中から3つ、特に気になったものを選んで、紹介がてら感想など書いてみようかと思います。同人誌の感想を書くのってなぜか敷居が高く感じるけれど、きっと意味のあることだと信じつつ。

『カラン卿の短歌魔宮』著者:黒瀬珂瀾 編集・発行:直言兄弟

今回いちばん気になっていた本でした。読売新聞に連載中の、「アニメや漫画等をテーマとした短歌を読者から募り、優秀作をカラン卿と執事のエリン君が紹介して」(引用)いくコーナーを一冊にまとめた本とのこと。おたく的な仮想世界と五七五七七のリズムが合わさって、楽しくも実に不思議な雰囲気。読みたい方は新聞連載のWebサイトの「Backnumber」を見ればよいかと。七五調に載せられると自動的に脳に心地よく聞こえてくるのは日本人のDNAに刻まれた性なのか。制約があるから人は自由になれるのですね。投稿に対するコメントもひとつひとつ丁寧で、なるほどと納得するものばかりでした。竹さんの絵もたくさん載っていて満足〜(相変わらずどうやって描いてるのかまったくわかりませんが!)。

ところで、イラストを竹さんに依頼したことや、執筆する歌人の方に、地の文ではなく「カラン卿」という(かなりアクのつよい)キャラクターを設定したこと、編集者としてはとても適切で巧いなあと、そんなところにも感じ入ってしまいました。そうした手の入れ方を余計な装飾として切り捨てるのは簡単ですが、ストイックであることと読ませるための努力を怠ることは違うよね。

『風景と少女 長崎編』麒麟堂

地方都市はいいですね! 背景に散らばるひとつひとつのパーツは同じなのに、総体としての景色の持つ、肌触りが違う、というあの感じが。どうして地方都市ってどこも独特で、同時に綺麗なんだろうなあ……贔屓目なのかしら。いずれにせよ、すごく良い企画です。やっぱり僕は企画ものの本が好きなんだな。作者の方のちょっと艶っぽい絵柄(脚の描き方がほのかにえっちな感じがとても良いです)と長崎の風景がとてもしっくりきていて、美味しゅうございました。制服大好きっ子な部分もたいへん満足いたしました(笑)。

『GRANADA LEVEL Q』GRANADA LEVEL9

上手い絵描きだったらアマチュアにもたくさんいるけれど、プロとして一定の評価を受けている人は、とにかく“届くのが早い”気がする。かわいい! とか かっこいい! とか きれい! とか、あれこれ考える間もなく、紙をつきぬけて心に届くスピードがあるんだと思う。その点、黒星さんの絵はほんとかわいいな……ほんとかわいいな。2度言いたくなるほどに。アメコミふうの影の処理をキュートな絵柄に馴染ませる手法も素敵。

■次に雪が降るのはいつになるんだろう。

06/01/23 1:41
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