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08/02/18 在原晃士

■アニメ映画「時をかける少女」の試写会に行ってきました。
事前の知識はほとんど無し、原作も昔読んだかなあという程度のうろおぼえ具合。ただ、細田監督の名前は以前から聞いていて、「デジモンアドベンチャー」、「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」の40話、「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」とその仕事を追いながら、あげく昔の演出作品まで引っ張り出してきて、すっかりファンになってしまっていました。
さて、この「時をかける少女」。見始めた当初は、そうした過去の細田作品にあるような、見ているだけで緊張を強いられるような画作りだったり、じっとりと湿ったような空気感だったり、素人でもハッとするようなトリッキーな演出だったりを期待していたわけですが……
始まってから数分は、はて意外と今回はマイルドな作りなんだなー、などと思いながら、ぼうっと見ていたわけです。
ただ、見続けているうちに、もうそんなことがどうでもよくなってきてしまって。
映画が進むにつれて、ヒロインの真琴がどんどん好きになっていきます。なんだこの感じ。
何のことはない、キャラクターの絵をみたときに感じていた、快活な女の子なんだねー、などという鑑賞者の視点をとびこえて、気がつくとすっかり感情移入させられちゃってました。
ちょっとしたことにタイム・リープの能力を使っては、ささやかな幸せを手に入れて、にへ〜、とだらしなく笑ったり、何かにつけて全力で(文字通りのほんと全力で)走ってスッ転んで擦り傷つくったり。
なにより、全身をつかって、フルパワーで泣いちゃうような女の子を、好きにならないはずがないでしょう!
98分間、そんな、わしわし頭を撫でてあげたくなるような彼女の魅力に引っ張られてしまった……というのが正直な感想です。あーもう一度高校に戻れたら(※共学に)、とか、何ともやるせない気持ちになります。ある意味ですごくまっとうな青春映画で、すごくまっとうな浸り方をさせられたといいますか。
公開がはじまったら、もう一度観に行くことになるでしょう(胸きゅん具合に気を取られて平常心でいられなかったし)。
補足しておくと、細田監督のファンの方にも安心です、おわーッと驚くようなポイントがいくつか、静かに驚くようなポイントもたくさんありましたよ。もう一度見て確認したいところ。
なんだか褒めてばっかりで感想の体をなしてないですが、良かったんだからしょうがないです。気になった人は素直に観に行ってください。
■折角なので絵について。
・キャラクター影無し、という独特の手法は健在。なんてことのない会話のシーンでもしっかり動いてくれて、視覚的サービスでいっぱい。ごちそうさまでした。
・美術監督の山本二三氏は僕が中学生の頃から巧い絵描きとして認識している人であって、そんな人が20代の(僕と同じ世代の)アニメーターと一緒に仕事をしているというのが、変な話だけどやけにうれしかったよ。背景画は超ハイコントラストで、しっかり夏だ、という感じ。空気が乾いてるなあ。
・描いてみてわかったけれど、真琴の造形は絶妙です。ほんと似せられない……漫画的な記号をつけずにきちんとキャラクターを立たせることのなんて難しいことか。素晴らしいです。
時をかける少女 公式blog
時をかける少女: ブロガー試写のレビュー
■書かないわけにはいかない
・妹かわいすぎる
・同級生も下級生もかわいい
・いやむしろ魔女おばさんが好い
■こっそり告知
夏のコミックマーケット
3日目 東地区 ユ-30aです。
出すものは……ちょっと忙しくてまだ手をつけられてません。なにかわかったらここで告知します。
06/07/14 5:12
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